NOBIRUKAI

朝方、嵐のように雨が轟々と降っていましたね。

しかし、子ども達が幼稚園にやってくる頃には、晴れ間も見られ、外で遊ぶことができましたよ。

今日年中組は、哲学堂公園へ行ってきました。

年中組最後の園外勉強でしたので、ちょっといつもとは違った面持ちの中、子ども達と元気に向かいました。

哲学堂公園には、哲学者の銅像があるということで、事前に哲学について話をしました。

少し難しい内容でしたが、子ども達は興味を持って話を聞いてくれました。

「愛ってなんだろう、命ってなんだろう、これはどうしてなんだろう」などとたくさん考えて過ごす事が大切だよねと伝えました。また、考えるだけではなく、その考えをみんなと共有し、認め合うことが大事だよねと話をすると、うなずきながら聞いてくれる姿も見られました。

哲学者の銅像の前では、その人がどんなことを考えたのか、子ども達にも分かるように心掛けて話をしました。

どんな表情や格好をしているのかも注目してねとも伝えていたため、子ども達からは、「気持ち良さそうな顔してるよ」、「目を見開いて、遠くを見ているみたいだね」などと、様々な意見が出ました。

少しずつ咲き始めた梅の花や河津桜を見て、春の訪れを感じながら楽しく行くことができた園外勉強となりました。

帰ってきてから幼稚園でお弁当を食べていると、「どの銅像が気に入った？」などと話し合う姿も見られ、良い時間になったことを感じ、嬉しく思いました。

いよいよ今日から３月が始まり、１年の終わりが近付いてきました。

最後まで、お互いを尊重し合いながら、楽しく過ごしていきたいと思います。

（吉田）