学校法人伸びる会学園RECRUIT SITE NOBIRUKAI

園庭のイチョウの葉は、少しずつ色を変え始めました。

空は高く澄みきって、冬を感じさせる暖かな日差しが眩しく輝いた１日でしたね。

全園遠足を目前にし、本格的な紅葉が見られる日も近いようです。

 

年少組のあるクラスでは、ミノムシの制作を行いました。

環境に合わせて木の枝や葉を簑にして冬を越す、ミノムシの面白い生態についてお話をすると、子どもたちは「どうやって木の枝をくっつけているんだろう？」、「簑の中からどうやってご飯を食べるんだろう？」と興味津々な様子。

幼稚園にやってきた裸ん坊のミノムシに、みんなで洋服を着せてあげるというストーリーを通して、様々な紙を思い思いに貼り付け、オリジナルのミノムシを制作しましたよ！

子どもたちは「お腹に茶色を貼るの」、「可愛いお洋服にしたよ」と、こだわりを持って取り組んでいました。

時間や手間をかけながらこだわりを持って制作した作品は、子ども達にとっては宝物です。

とことん夢中になれる環境を整え、自身の作品に愛着を持てるような制作活動にすることも大切ですね♪

 

また、“ちょっきんぺたぺた”という、ハサミと糊を使った活動も行いました。

線の上を丁寧にハサミで切って、パーツをパズルのように組み立てて貼っていきます。

ハサミの扱い方に関しては、その面白さも危険性も理解してきたからこそ、「先生、これで合ってる？」と持ち方や動かし方を何度も教師に確認しながら取り組んでいますよ！

また、パズルの行程では「分からない、できない……」と手が止まる子どももいます。

しかし、教師が「画用紙を回しながら考えてみよう」と声を掛けると、画用紙を回転させながらぴたっとはまる向きを自分で見つける事ができました！

難しいこと、不安なことがあるとつい気持ちが落ち込んで、諦めたくなってしまうこともありますが、こうして自分で考える力を培っていく中で、困難こそが成功体験へと繋がっていくのですね。

今後も自分でやり遂げることを諦めず、自信に変わっていくような経験をつくってまいります♪

（篠原）