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2021年12月06日

自然遊びを通して…

本日12月6日は「音の日」。エジソンが自ら発明した蓄音機で、音を録音、再生することに成功した日なのだそうですよ。最近では音楽会への取り組みが本格化し、様々なクラスから素敵な音楽が聞こえてきています。幼稚園全体が1つの目標に向かって、綺麗な音色を響かせて音を楽しんでいるところですよ☆

 

さて、園庭ではいちょうの葉が少しずつ色付き始めてきました。

朝の園庭掃除では、あえて葉を残すようにしていますよ。子ども達がいちょうの葉を使って自然遊びを楽しめるような工夫が大切ですね♫

落ちている葉を見つけて「いっぱい集めよう!」と友達と協力しながら、両手にたくさんのいちょうの葉を集めることに夢中になっていました。

伸びる会幼稚園は新宿区という都会の中ですが、園庭にはたくさんの自然が溢れています。子ども達にも落葉樹や常緑樹について説明をし、木によっても違いがあることや様々な種類があることなどを知る機会を作るようにしていますよ。

集めた葉を帽子に入れておままごとに使ったり、花束のように抱えていたり、思い思いの自然遊びを楽しむことができました☆

 

年少組のあるクラスでは、専門科目の造形がありました。先日から引き続き、絵の具を使った活動となります。今回の作品は、骨組みを作る、絵の具で着色していくという2段階の工程がありました。時間がないと焦って作ることのないよう、1つの作品に対して長い時間をかけて完成させていくことで、自分の作品への愛着にも繋がり、大作が出来上がります。

子ども達は夢中になって、席を立ったり、しゃがんだりしながら作品を見つめ、最後まで集中して仕上げることができていましたよ。

何かに夢中になっている子ども達の表情は真剣そのものです。

こうして夢中になることから、「この活動が好き」という気持ちに繋がっていきますね。

私達教師は、素晴らしいものを作らせるためや型にはまった作品を作らせるために、造形活動を行っているわけではありません。

1番大切なことは、子ども達が「好き」と思ってくれることです。「好き」という感情は、楽しむための原動力になりますね。

いかに子ども達にその活動を好きになってもらうか、先生はそこにアプローチをかけていくことが大切ですから、日々試行錯誤をしながら、子ども達の意欲を引き出していますよ☆

(宍戸)