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2019年06月21日

ダンゴムシも生きている

気温が高くなり、様々な虫が幼稚園へ遊びに来ることが増えてきました。

ダンゴムシ、ちょうちょ、カメムシ…友達が増えたことで、園庭あそびもより楽しく感じているようです。

しかし、時には生き物を乱暴に扱ってしまう姿も見られています。

 

今日行われた6月の誕生日会で行われた劇では、そんな子ども達に虫や花の命について考えてもらう機会を作りました。

年中組では、今月の頭に行われた保護者会でも取り上げられた「生き物」について。

 

劇の中では子ども達役の先生がダンゴムシを探すことに夢中になって花をどかしていたり、ダンゴムシを乱暴に土から取り出す場面がありました。

 

「あれじゃあお花枯れちゃうね」「あー!もっと優しくしないとかわいそうだよ」

などと、色々な意見が聞こえてきましたよ。

最後に子ども役の先生がダンゴムシや花に「ごめんなさい」を伝えると「仲直りできてよかったね」という声も!

虫や花も自分と同じで「生きている」ということを感じ、思いやりを持って関わっていってくれたらいいですね。

 

危険な時は例外として、「◯◯がだめ」「してはいけない」と伝えるのではなく、「どうしたらいいだろう」と子ども達が自ら考える機会を与えることが学びに繋がります。

同じことでも伝え方が異なるだけで、受け取り方は大きく違いますね。

子ども達にとってどんな言葉や伝え方が良いのか、日々考えながら関わっていきたいと思います!

(大石)