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2024年02月27日
学芸会を通して…☆
この1年間の集大成となる学芸会を、本日無事に行うことができました。
子ども達はそれぞれ素敵な衣装を身に纏い、ウキウキ・わくわく、そしてちょっぴり緊張した表情で、自分の出番を待ち、幕が明けば最高の笑顔で表現活動を楽しむ姿が見られましたよ。
この日を迎えるまで、たくさんの練習を繰り返し、様々な表現を習得していった子ども達。この素敵な動きや表情も、突然出来るようになったわけではありません。
専門科目の表現の時間や、クラスでのなりきり遊び、リズム遊びなどを通して、全身を使って気持ちや情景を表すことができるようになるのですね。
その際、先生はどのような声をかけるのでしょう。「こうしなさい」、「こうやって動きなさい」とこちらが指示を出して、子ども達の表現は引き出せるでしょうか。
その言葉では、きっとこの遊びが「やらなければいけない」活動になってしまいますね。
そうではなく、私達教師が「あなたのこの動きが素敵だね」、「みんなだったらどう思う?」と問いかけて、子ども達から考えを引き出すことが大切な役割となります。
当日だけが全てではなく、これまでの過程も含めて壮大な表現遊びを行っているのです。
そして、これでおしまいではありません。
これから先、子ども達が自分を表現していくための力を、この学芸会を通して伝えているのです。
きっと今日は保護者の方から、たくさん声をかけてもらって、素敵な思い出として子ども達の心に刻み込まれたことでしょうね☆
(宍戸)