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2019年03月15日

生きているものって?

今年度も残り3日となり、今日から年中組・年少組のみの登園となりました。

「昨日卒園式だったから、今日はもう◯◯くんいないのか…」

卒園することは分かっていても、いざ姿が見えなくなると寂しくなりますね。

しかし、それと同時に「僕、もうすぐ年長組!」「私は年中組!」

と、自分達が進級することも実感したようです。

進級に向けて期待を高めていけるよう、前向きな声掛けを意識しながら関わっています。

 

年中組は今年度最後の園外勉強として新宿御苑へ行ってきました。

様々な花が開き始め、春の息吹が感じられる園内を歩いた子ども達。

「桜が満開だ!」「これはパンジーだ!」

「みて!魚が泳いでいるよ!」「どこどこ?」

子ども達同士、考えたことや思ったことを言葉で伝え合っていました。

 

帰りのバスでは、子ども達に対して「生きているものってどんなもの?」という問いをしました。

「鳥は生きていると思う!」「なんでそう思うの?」

「動いているから!」「じゃあ、動いているものは全部生きているの?」

「ううん、ロボットは生きてない!だって息をしてないもん!」

「電池がないと動かないものは生きていないよ!」

「他に生きているものには何がある?」

「風!」「えー僕は風は生きてないと思う!」

「どうして生きてないって思うのかな?」

子ども達の答えに対して肯定や否定をせず、より考えを深められるような新たな問いをしていきます。

答えがない問いに対して様々な意見が飛び交うバスの中。

子どもたち1人1人から出てくる豊かな発想に驚かされました。

こういった学びの時間をこれからも増やしていきたいと思います。

(大石)