NOBIRUKAI

今日の朝は少しの時間だけ雨が降りましたが、子ども達が登園してくる頃にはすっかり雨も上がり、昼過ぎからは太陽も雲の合間から顔を出してきました。子ども達はこのジメジメした気候にも負けず、沢山汗をかきながら今日も園庭を走り回っていました。

園庭では、花壇に咲いている花を見つけてきたり、様々な色の葉っぱを見つけて観察したりする様子が見られ、タイヤの中に葉っぱを集めている子どももいました。園庭という身近な環境の中で自然に触れることができるという体験を子ども達には沢山経験してほしいと思っています。

今日は年中組で集団遊びを行い、あるクラスでは新聞紙を使ったゲームを行いました。グループで1人ずつ順番に教師とジャンケンをし負けたら新聞紙を半分畳んでだんだん子ども達が入るスペースが少なくなっていくというゲームです。

ゲームの中で、新聞紙のスペースが狭くなってしまった際に、優しい言葉で「どうぞ」や「ここあいてるよ」と声をかけていたグループは最後まで残っていたということに気付くことができました。今、幼稚園ではお花の種を植えて育てています。お花が大きく成長するためには、どちらの言葉をかけてあげたら良いかを考えるきっかけにもなったのではないでしょうか。

本格的な梅雨が始まり、なかなか外で遊ぶ機会も減ってきますが、この時期の貴重な晴れ間を大切にし、怪我のないように発見や出会いを増やしていきたいと思います。

（宍戸）