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2018年05月19日

造形ワークショップ「みんなのたてもの」

新宿区の私立幼稚園が集結する子育て教育フェアが開催されてから早いもので一週間が経ちました。

当日はさまざまな体験イベントが催されましたが、そのなかの造形ワークショップについて振り返ってみたいと思います。

午前パートと午後パートの2部構成で開催されたワークショップ。

午前パート「カタチづくり」のはじまりです。

爽やかな午前中のそよ風に撫でられながら、気持ち良く体を動かして新宿ビル群に負けない大きな「たてもの」をつくります。

会場に用意された150個分のダンボール。

普段インターネット通販などでおうちにやってくるダンボール。この日は子ども達にとって、なんとなく見たことあるこの身近な素材、ダンボールを使います。

それでは自分でダンボールを組み立てて、それを好きなように積み重ね、自分たちの背丈を越えたおおきなおおきなたてものをつくってみましょう。

大体のカタチができたら、今度は補強と装飾も兼ねた白い紙を次々にはりつけて行きます。

貼り付けがひと段落した時点で午前パート終了です。

、、、が、実際には大きなダンボールアートの姿を見て「あれは一体なんだろう?」と思ってくれたのでしょうか。作品の様子を見にきてくれるお友達の波が途切れず、中央ステージ表側では別のイベントが開催している中(こっそりと)みんなで白い紙を貼り続けていました。

そして、そのままワークショップ午後パートに突入していきます。

午後も大勢のお友だちが集まってくれました。

後半は出来上がった「カタチ」にいよいよ彩りを添えていきます。いろんなカタチの窓やドア、そしてこの大きなたてものに遊びに来てくれた虫さんや動物さん達を思い思いに描いてもらいます。

用意したのはたくさんのマーカーやゲルクレヨンというちょっとだけ特別なクレヨン。

このゲルクレヨンの描き心地がすごく印象的なので、子ども達と一緒に集まって頂いたおうちの方々も手にとってダンボールのたてものにゲルクレヨンを走らせている姿も。

ダンボールやガムテープなど異なる素材の上を発色良く滑らかにペン先が滑走していきます。

そして完成です。

立体作品なので360度、その全てを紹介したいところですが、大きな連絡回廊や小さい隠し扉があったり秘密の部屋へ続く通路があったりと、小さなクリエイター達に手を引かれながら話を聞いていると本当に見所満載です。

およそ130個のダンボールを組み合わせて新宿中央公園に大きなダンボールアートが出現しました。