NOBIRUKAI

朝から曇り空が広がり、少し肌寒い一日となりましたね。
「寒いから上着を着たよ！」と言う子もおり、自分で衣服を選んで登園する子が多かったです。

 

年中組では、園外勉強で北の丸公園へ行ってまいりました。
今回のお目当ては…どんぐり☆
みんなで探検隊になって探しに行こうと伝えると「可愛いどんぐりが良いな♡」、「大きいのはあるかな～？」などとワクワクな気持ちを沢山教えてくれましたよ。

また、穴が開いているどんぐりについても話をしました。

なぜ開いているのかと問い掛けると「虫が住んでるんだよ！」との声が。

 

穴を開けて卵を産む「ゾウムシ」、「チョッキリムシ」のことについて写真を見せながら伝えると、「どんぐりって美味しいのかな？」、「どうやってお外に出ようとするのかな？」と色々な考えが生まれている様子でした。

拾うだけではなく、その形状や色などをよく見たり、考えようとしたりすることで知りたい気持ちが高まりますね。

 

公園に到着して道を進んでいくと「何かある！」と声が聞こえ、見上げて見ると…道幅いっぱいに広がった蜘蛛の巣がお出迎え！

特大サイズの巣に「お父さん蜘蛛かな？」、「頑張ったんだね～」など思い思いの言葉を語り掛ける子ども達でした。

目的地では我先にとどんぐりを探して、お気に入りの色のもの、穴が開いていたもの、帽子が付いているもの…

中には蝉の抜け殻や飛び跳ねるバッタを見つける子もいました。

見つけたものはすぐに周りの友達と共有することで気づきが増え、さらなる探求心へと繋がっていきます。

じっくり観察したり、周りの人と見せ合ったりしながら楽しい時間を過ごすことが出来ました。

残念ながら雨が降ってきてしまい、途中で幼稚園へ戻ることに。

教室でレジャーシートを広げて幼稚園ピクニックをすると、食事中にもどんぐりのことや気づいたことについてのお話に花が咲いている様子でした。

次回は11月の全園遠足。

今度こそ外でのピクニックを楽しみにしたいと思います。

ご家庭でもぜひ公園など屋外に行かれた際には自然物を探し、その色や形、匂いなどから気づいたことをお話されてみてくださいね。

 

（設楽）