NOBIRUKAI

昨日から年長組の子ども達は、箱根２４時間保育へ行っています。

出発時に笑顔だった子ども達も、夜が近づき少しずつ空が暗くなってくると、お母様のことを思い出したようで、時折涙を流す子もいたようです。

しかし、クラスや学年の友達、先生達に励まされている内に、少しずつ笑顔に戻っていきます。

親元を離れて、幼稚園のみんなと丸１日以上の時間を共に過ごす中では、普段とまた違った経験ができ、貴重な思い出になることと思います。

卒園生からも「みんなで入った箱根のお風呂が懐かしいです」や、「卒園して何十年も経つけれど、みんなで歌った箱根八里の曲を覚えています」などとお声をいただくこともあります。それほど、箱根でのお泊まり保育は小さな子ども達に印象深く記憶に残るようです。箱根での様々な経験が、大人になっても思い出に残るからこそ、私達教師も前回と同じ、例年通りではなく、その時々の「子ども達のためになるかどうか」と考えながら、子ども達と向かい合っています。

さて、２日目の今日は、昨日に引き続き天気にも恵まれ、元気に新江ノ島水族館へと向かいましたよ。

箱根へ出発する前から楽しみにしている子も多く、「雪の箱根では水族館に行くんでしょ！」とウキウキしていましが、昨日の道中にも水族館が見えて嬉しそうにしていたようです。

年長組にとっては、最後の箱根。今回も一回りも二回りも大きく逞しく成長して、帰ってきましたよ。

今年の年長組の子ども達はどのようなことが印象に残っているのでしょうね。

今日は疲れて帰るかもしれませんが、ご家庭でも沢山お話を聞いてみてくださいね。

（小屋敷）