2008年10月17日
箱根レポート 1日目 番外編
さあ、そろそろ子ども達の寝息が聞こえ始めました。そんな中でも...
「せんせい、トイレ~」
「せんせい、のどかわいた~」
なかなか寝付けない子もちらほら...
しかし今日は比較的早く静かになったように思います。やはり日中の天気が良く、また十分に戸外で体力を消費できていると寝付きもいいですね。「寝る子は育つ」と言いますが、子どもがよく寝ることができるような日々の過ごし方をさせるということが大切だなあと、当たり前ながら考えさせられます。最近は世の中が物騒なせいか、近所や公園での外遊びの時間も減り、テレビやビデオ、ゲームの時間が増えているようですし、生活習慣も不規則で、夜更かしになってしまっているケースも珍しくありません。
...その頃、先生達は掃除・片付け・明日の準備と大忙し。
お弁当のゴミを片付けて、机を丁寧に拭き上げ、お風呂とトイレもキレイに洗います。食堂の広間から廊下にいたるまでも掃除して全てモップがけ。子ども達の水筒と、明朝の食器を洗って準備をしながら、朝食・昼食の仕込み...そして打ち合わせ。
打ち合わせでは、これからの予定と重要事項を全スタッフで再確認します。
特に大事なのは、病気や食物アレルギー等への配慮です。
子どもの病気傾向や服薬の状況、就寝時の癖、トイレ等々...。
この後、ローテーションで不寝番をするのですが、その際にも全員が把握しておく必要があります。
何十人もの子ども達が寝ている中での不寝番。素晴らしい寝相くん達が大集合です!
あっちこっちに毛布を掛けて回って、一巡するとまた振出し...(^^;)
そして時々、不思議な寝言、または奇声(^^)
いきなりむくっと起き上がり、座ったままの子...?
完全に寝ぼけているのですが、どうやらトイレに行きたい様子。
コミュニケーションが何となく成立するまでに、若干のタイムラグがあったものの、無事にトイレを済ませて戻すと、自分からスルスルと毛布の中に滑り込んでいきました。
「よかった、よかった。」
...そんなことをやっていたら座る間もなく動き回ってしまって、すっかり汗をかいてしまいました。
しかし、回を重ねる毎にみんな大きくなっていますね。
みんなの寝姿や寝顔を見ていると、その成長に感動を覚えるほどです。
「よい夢を...お休みなさい」
(千葉)