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2021年11月22日

想像を膨らませて・・・

最近はぐんと気温が下がり、冬の訪れを感じられるようになりましたね。

本日11月22日は小雪の日。子ども達と今年は雪が降るかなとお話をしましたよ。「そろそろ降るかもよ」なんて言葉も聞こえてきました。寒い日が続いていますが、子ども達は元気よく園庭遊びに夢中です☆

石の滑り台でぎゅうぎゅうに集まる子ども達。一人で遊ぶよりも皆で遊ぶと温かくなることに気づいたのでしょうか♡

寒くなると体を縮こめてしまうこともありますが、体を動かしておかないと万が一の時に大きな怪我へ繋がってしまいますよね。寒いからといって厚着をしたり、日向で体を温めたりするだけでなく、元気に走ったり、遊具に挑戦したりして体を動かすことで、寒さに負けないように声をかけていますよ♪

 

さて、年少組のあるクラスではトイレの鏡に集まって自分達の顔を観察しましたよ。顔はどんな形かな、耳はどこについているのかな、目は何個あるかな、口は何色かなと実際に顔を触り、目で見て確かめました。

教室に戻ると大きな画用紙に「どんな形だった?」「顔は何色かな」と子ども達同士で話し合いながら描く姿が見られましたよ。「顔は丸かった!」「耳は2つだよ!顔の横についてた」と触りながら描き進めていました。この活動では、自分が思い描いたものを絵で表現していく活動となっています。見たものをそのまま描くのではなく、自分の中で想像したものを描きます。

教師が「髪の毛の色は黒、茶色だよ」や「目は2個だよ」と伝えても、それは教え込みであり、面白みがないですよね。肌の色が緑でもピンクでも青でも、目が3つあっても、それが子ども達が想像した顔であり、表現したいものなのです。

まずは、「描きたい!」という気持ちを大切にし、決して「その色じゃないよね」と否定をすることなく、子ども達が描いた絵を認めてあげて、好きな所を見つけて伝えてあげることが私達教師の役割なんです☆

(吉満)