NOBIRUKAI

園庭にあるさくらんぼの実もうっすらと赤くなって来ています。興味津々に眺めている子ども達。すると年少の子が来て、欲しそうな顔でじっと眺めていました。どうするのかな・・・・と見ていると、さくらんぼの実へと手を伸ばしました。

「先生！見て見て！さくらんぼ！」

目をキラキラとさせながら教えてくれました。

そこへ、年長のお兄さんが「取ったら赤くならないんだよ」と教えてくれると「えっ！？」と驚いた様子でした。

「お兄ちゃん、葉っぱとって」と甘える年少の子に年長のお兄さんは「はい、どうぞ」と優しく葉っぱを取ってあげていました。

本当は実も葉っぱも取らない方が良いのですが、この光景を見ていると微笑ましくて何も言えませんでした。

こんな風に子ども同士で育っていく姿はとても美しいですね。

ゴールデンウィークの間に赤く大きくなっているかな・・・。楽しみです。

(池本)